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    心の鍵



    前回の "あの人"は今回、"君" 

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    僕は心の中で、君に叫んだ。
    だけど、実際には助けを呼べなかった。
    僕自身も声にならない、それにきっと負担をかけると思った。
    君の負担は、分かってるつもり。でも全部は分からない。
    だから、僕は踏ん張らないといけないと思った。何も頑張っていないのだから。

    何をしたらいいのか分からなくて解決策が見当たらない。
    それの繰り返し。堂々巡り。
    一人残して置いていける訳がなくて、行くタイミングが掴めない。
    だから僕は、僕がココに留まる理由や意味を考えてみた。
    居る意味がないほど、いつもイライラして優しくなれなくて変われなくて僕は希望を見つけられなかった。

    何度も言い聞かせたんだ。
    自分の我侭を1日の中で1つ叶えたら、1つ優しくなろうと。
    それができずに、いつも自己嫌悪してた。

    10分のうちに何度も言われる言葉を、もう聞きたくない、そんな理由だけで
    言われたらすぐに行動することにした。要らないストレスはコレ以上掛けたくないから。
    ・・・それを少し続けた。


    そんな時、久しぶりに来た君が言ったんだ。
    "変わった" っと。
    何もできなかった僕が、少し変わったんだ。言われるまで知らなかったよ。
    助けを求めることは、1番近くにいながら何もできない自分の力不足だと、2つの家を行き来する君の負担になる、と君に伝えられずにいた。
    でも、"言って良いよ"と君は言う。

    僕は少し、・・・まだ頑張れるかもしれない。変われるかもしれない。そう思った。
    嬉しかった。君の"変わった"と言った言葉が。”頑張った”と言われたのと同じなんだ。



    それでも不安は1つ。
    きっと、彼は良くならないだろう。
    君の帰った後に、買い物へと連れだして行きは良かったけど、帰り道の足取り。
    昨日3人で歩いた時の感じ無かった不安を味わった。それは今まで僕が見ていなかっただけで何が変わったわけでもない事だけど。
    "歩けない"それはきっと、明日や明後日じゃないにしろ、この1年で来るだろうとふと感じた。
    僕は手を彼の背に当てて歩くと"迷惑かけるね"と言われた瞬間、どうしようもなく悲しくなった。
    僕は、イライラしている場合じゃないと、見て見ぬふりなんてもうしていてはもう手遅れになる。
    多分、もう随分と時間が経ってしまったけど。





    僕はこの先、何が出来るのだろう。

    僕は、いや僕らは進まないといけない。今よりももっと肝を据えて。倒れずに前へ。
    僕は君がいるから耐えられるよ。君もいつだって駆けつけて、一緒にいてくれるから。
    僕はひとりじゃないから。

    そんな事、知っていた。知っていたけど、また君の思いと力を再確認したんだ。
    君はきっと僕よりもずっと昔から大きく構えてきた。僕もちゃんと後に続くから。

    君が僕を支えてくれるなら、僕は彼を支えられるかもしれない。
    君の言葉で僕は、今まで以上の力を手に入れた。
    その力を、気持ちを弱まらせないようにしたい。


    僕は強くなるよ。もう少し、もう少し。







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