きっと今、私の目は開けていません。
耳もふさいでいることでしょう。
すべて閉ざして、膨れ上がる一方で出口が何処にもないのです。
破裂した先に何があるのですか。
壊す前に私は止まることができますか。
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冷静になろうと言い聞かせては居ます。
それでも、どうしても駄目なのです。
この抑えられない感情を、誰に打ち明けられると言えるのでしょうか。
けして、口にはできそうにありません。
もっといい道を知っているはずなのに、心はどうにもできないのです。
それでも、かろうじて従っていることと言えば
簡単に判断を下さずに、考え抜いていることです。そのおかげで周りが見えなくなることは前より少なくなている気がします。
それでも、まだ足りないところだらけですが。
私にはもしかしたら、あきらめることができないかもしれません。
間違った道に行く前にどうか、対処してください。
時間が欲しいと、貴方にいいました。ですが、時間をかけるほどに、鈍っていくのを身をもって味わい、危機を感じています。
できれば自分の力で決断をしたいと思っています。ですが裏切る結果に陥ってしまうのなら、強制的にでも終わらせてください。
私には、貴方の許しを願う道しか無いのです。
分かっています。分かっているのです。
楽しいだけじゃ駄目なことを。この先の道は楽しいだけじゃないことを。普通以上に苦労を伴うことを。
それでも、いいと私は本当に、本当にそう口にしたとき、貴方は私の決断を受け入れてくれますか。
こんな祈りですら、おこがましいと十分に分かっています。
知ってしまったこと。分かってしまったことは今は、私にとってまだつらいことです。
ですが、知らなければ良かったと思っては居ません。
こんなにも無知な私に考え抜く材料を与えてくださったのですから。
それでも、正しい判断を下させなかったら、意味がありませんね。
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