この一週間、満たされませんでした。
心がどうして不安なのか。怒ってしまうのか。誘惑に負けてしまうのか・・・・・。
気づいたのです。
必要な生活をできるよう、心配を無くしてくださるように、与えてくださったというのに
いつしか、それを引き金に私は物欲にのめり込んでしまっていたのでしょうか。
もっと欲しい。もっと欲しい。満足いかずに、甘いものにも手を出してしまったようです。
それはなんて、愚かな行為だろう。なんて裏切ることなのだろう。
制限を設けたものが気づけば、それがストレスに変わり、はけ口になってしまいました。
イライラする気持ちさえ、口に出せば消えてしまうと思っていたけど
言葉にすればするほど、抱えきれないほどの負が膨らみを増して大きくなった。
今度は、全てにおいて口にしないと居られないほどになる。そしてまた、消えることのない気持ちがたまる一方。
1つ1つどんな小さいことにも、目を光らせて・・。まるで性格が塗り替えられたみたいだ。
そして、未だに私は眼で追ってしまうのです。
私は彼に何を求めているのでしょう。近づくだけ、気を落とされてばかり。
分かってはいるはずなのに、眼で追って居るんだ。
大丈夫。選びはしない。私には要らないけれど、それでも眼で追っている。
彼女には私にない関係がある。それが少しだけ羨ましい。
彼の攻撃をどこかで、待ちかまえている自分が居る。そのくせ、受け流せずに傷つき乱される。
馬鹿みたいだ。それを繰り返すなんて。
優しさを求めるなんて、認められようとするなんて、本当に無駄なことだ。
もしかしたらと、今でも考えているなんて。
それらが、心に占めてざわついて、追い立てられて幸せを感じることができない。
他の人への怒りも、自分への不満も、損得を考えたり・・・
そんなもの全て要らないんだ。
許す心や、感謝、ゆとりや、辛抱。それらをどうか、いつだって気にとめられますように。
肉の欲に負けて悪いことしかしていないから、心は乱されて邪悪に染め上げられていく。
そして、いつまで経っても満たされない。
それは、当然のことだ。
私は分かっているの?
どれほどの、手を、支えを、心配りをされていることを。
それが身に染みているだろうか。視界にすら入っていないのではないか。
本当のところ、感じ取ることができずにいました。
些細な始まりから、事はエスカレートしていくものです。
自分では抑えきれないほどの欲をさらに産んでしまうのを知りました。
苦渋の決断でも、最初のうちに抑え込まなければならない。
貴方に遠のいた距離だけ、とても苦しい思いをしました。
そこは一見、甘いようで本当は満たされることが永遠にない、奈落のような世界です。
だからどうか、再び踏み外しそうになったなら、私のことを呼び止めてください。
深い穴から這い上がれるように、手を差し伸べてください。
PR